ヒラタクワガタの飼育|繁殖させるために必要なのはたったこれだけ!

たーやま

遊びにきてくれてありがとう!

旅するウサギ、たーやまです。

今回は、「ヒラタクワガタ」の繁殖方法ついてご紹介します。

・ヒラタクワガタを繁殖させてみたい
・繁殖させるコツとかあるの?
・何が必要かわからないなぁ…

クワガタムシについて何もわからなかったら、こう思いますよね。

ですがいざ調べようとしても、案外情報がありません。

そもそも間違った情報適当に寄せ集めただけの記事も多いです。

なぜわかるのか…。

わたしが20年間、クワガタムシやカブトムシと共に生活してきたからです。

この記事をご覧になるだけで、ヒラタクワガタの繁殖方法は確実に理解できます。

ものごころついたときから繁殖させてますので、ご安心ください。

それではいってみましょう!

この記事を読んでわかること
・ヒラタクワガタの繁殖方法
・繁殖させるためのコツ
・本当に必要な飼育用品

ヒラタクワガタを繁殖させるのに必要なもの

 
ヒラタクワガタを繁殖させるために必要なもの

ヒラタクワガタを繁殖させるために必要なものは、たった4つだけです。

それぞれご紹介いたしましょう。

飼育ケース

 
飼育ケース

クワガタを飼育するときに使います。もしお持ちでない場合は、購入してください。

よくみる飼育ケースは、さっきの画像のようなものですが、わたしがいつも使っている飼育ケースをご紹介しましょう。

それがこちら…

コバエシャッター(小サイズ)

コバエシャッター(小サイズ)です。

これの何がいいって、コバエを完全にシャットアウトできます。

めっちゃコバエって鬱陶しいんですよ(笑)

わずかな隙間から入ってきて、一瞬で増えますからね…。

このコバエ問題を解消するためには、よくみる飼育ケースだと「ハエピタシート」が必要です。

ハエピタシート

ですが、今度はハエピタシートを使用するときに、別の問題が発生します。

クワガタがハエピタシートを食い破る問題です。

これもね〜地味に苦労しますよ…。

クワガタって意外と飛び回りますからね…。

あっという間に穴を開けられてしまいます。

ですがコバエシャッターを使用すると、コバエはわかなくなりました。

ということは、ハエピタシートもいりません。

他の飼育ケースを使えなくなるくらいオススメなので、よかったら下記をご参照ください。

ただ、1点だけ注意。

中サイズ以上のケースは、フタの締まりが甘いためかコバエがわきました。

ヒラタクワガタであれば中サイズもいらないので、小サイズをオススメします。
 

ポイント
・コバエシャッターがガチで最強!
・ヒラタクワガタは小ケースで十分!
・ただ、中サイズ以上はハエが湧く…

 
天然水とコップ

マット(腐葉土)や産卵木を加水するために必要です。

加水せずに繁殖させることはできないので、必ず用意してくださいね。

水に関しては水道水でも天然水でも、どちらでもOK!

どちらを使用しても、繁殖させるのに影響はありません。
 

ポイント
・水はマットを加水させるために必要
・水道水、天然水、どちらでも問題はない

マット(腐葉土)

 
腐葉土

クワガタムシを繁殖させるためには、マットも用意してあげましょう。

ヒラタクワガタは、木だけでなくマットにも卵を産みつけます。

良質なマットを使用してあげて、確実に繁殖させましょう。

ホームセンターなどで売っているマットよりは、専門店のマットをオススメします。

専門店の方が安心できるからです。

ホームセンターのマットだと、産まないことも結構あるんですよ…。

ですが専門店のマットだと、失敗することはほとんどありません。

確実に産卵させたいので、ヒラタクワガタの場合は、ほぼ専門店のマットを使用しています。

ちなみにわたしのオススメは、『GLOBAL』『DVマット』というマット。

GLOBALのDVマット

このマットだと、まずミスらないですよ(笑)

しかもヒラタクワガタだけでなく、ノコギリクワガタやミヤマクワガタなどにも使えます。

汎用性が高くてめっちゃ産んでくれる、最高のマットです!

10ℓで、税込み1,430円もする高級品ですが、価格に見合った活躍をしてくれるので問題ありません。

もしよかったら、GLOBALの公式ホームページをご参照ください。

参考 DVマットINSECT SHOP GLOBAL  
ポイント
・ヒラタクワガタはマットと木に産卵する
・できれば専門店のマットがオススメ!
・DVマットはマジで最強のマット

産卵木

 
産卵木

クワガタムシを繁殖させるために使用するのが産卵木「材」といわれることもあります。

ただ、実はヒラタクワガタに関しては、産卵木はなくても卵を産んでくれます。

じゃあいらなくない?

ってなりますよね?

でもあった方がいいんですよ。

というのも、ヒラタクワガタは産卵するとき、餌を食べずに産卵に集中することがあります。

餌を食べないということは、お腹が空いちゃいますよね。

じゃあどんな問題が起こってしまうのか…。

なんと、自分が産みつけた卵や幼虫を食べてしまうことがあります。

ですが産卵木を入れると、卵や幼虫が食べられることは起こりにくいです。

なので、幼虫がたくさん欲しいなら入れておいて損はありません。
 

ポイント
・マットだけだと、卵や幼虫が危険!
・幼虫がたくさん欲しいなら入れよう
 

たーやま

実は産卵木も闇雲に入れたらいい訳ではありません…。
 
クワガタによってコツがありますが、また別記事で紹介します!

ヒラタクワガタの繁殖方法

 
ヒラタクワガタの繁殖方法

繁殖方法についてですが、天然の個体繁殖させた個体で若干変わります。

この章を読んで、それぞれの方法を理解していきましょう。

ヒラタクワガタを採集してきた場合

 
天然で発見したヒラタクワガタ

採集してきたヒラタクワガタは、交尾させずにいきなり産卵させてみましょう。

なぜなら、大概は交尾しているからです。

そしてこのケースは、ヒラタクワガタだけではありません。

ノコギリクワガタやミヤマクワガタなどにも当てはまります。

採集個体であれば、まずは産卵させてみましょう!

たーやま

今までの経験上、採集してきたヒラタクワガタは全て交尾させなくても産んでます!
 
ポイント
・採集個体は交尾よりも産卵させる!
・大概は交尾している個体ばかり
・他のクワガタにもあてはまる

ヒラタクワガタが繁殖個体の場合

 
人工的に育てられたヒラタクワガタ

繁殖させた個体の場合は、交尾をさせる必要があります。

ヒラタクワガタは凶暴なので、交尾させるときは注意してください。

上手くいけばすんなりと交尾してくれますが…

最悪の場合、メスが殺されます。

オスとメスを同居させるときは、小ケース以上の大きさを確保してください。

これだと殺されるリスクはかなり減ります。

たーやま

国産・外国産問わず、多くの種類で成功しています。
 
90mm以上の大きなクワガタムシでも成功しているので、ご参考に。
 
殺されても責任はとれませんが…(笑)

でもやっぱり、殺されるって聞いたら不安ですよね…。

そんなあなたには、「ハンドペアリング」をオススメします。

やり方は簡単で、オスとメスの交尾を観察するだけ。万が一事件があっても、助太刀することができます。

あとは、オスの大アゴを縛る方法もあります。

挟まれることがないので、メスが殺させる心配はありません。

オスがめっちゃ不自由そうにしてて可哀想なので、わたしはしませんが…。

いずれにせよ、あなたが納得のいく方法でうまく交尾をさせてください。
 

ポイント
・人工の個体は交尾が必要
・ヒラタクワガタは気性が荒い
・オスによるメス殺しに注意して!
・メス殺しを予防する方法がある

ヒラタクワガタの産卵セット

 
ヒラタクワガタの産卵セット

それでは、いよいよ産卵セットの話に入ります。

産卵セットとは何か、具体的な方法とは何か、といったことを理解していきましょう!

その前に産卵セットって何?

 
産卵セットとは?

でもいきなり「産卵セット」って言われても、ピンときませんよね?

産卵セットとは、クワガタが子どもを産めるような環境を作ることです。

業界的には…

・セットする
・セットを組む

みたいなフレーズで使われます。

「セットを組む」と書いていたら、産卵セットのことだなと覚えておいてください。
 

ポイント
・クワガタが繁殖できる環境つくりのこと
・セットする・セットを組むともいう

今回実践した産卵セット

 
産卵セットの完成図

それでは実際にセットしているようすをみてみましょう。

セットを組むときはいくつかのステップがあるので、それぞれご説明していきます。

たーやま

よくみられる産卵セットは、「マットのみのセット」と、「産卵木とマットを使ったセット」の2パターン。
 
今回は後者の、「産卵木とマットを使用したセット」をしました。

産卵木を使えるようにする

 
まだ使用できない産卵木

売っている産卵木をそのまま使用しても、木に水分がないのでクワガタは産卵してくれません。

なので、まずは産卵木を浸たすところから始まります。

に浸しても大丈夫ですが、わたしは熱湯を使うことが多いです。

たまに害虫おるんですよ…(笑)

産卵木を水につけるようす

今回も害虫を駆除するために、産卵木は熱湯に浸しています。

1時間も浸すと水を吸ってるので、次のステップへいきましょう!
 

ポイント
・まずは産卵木を浸けよう
・水でもいいけど、熱湯がオススメ!

産卵木を干す

 
産卵木を干す

加水した産卵木を干さずにマットに入れると、木の水がマットに移動します。

するとどうなるか…。

マットの水分が多くなり腐敗してしまいます。

なので産卵木を浸けたあとは、干してください。

干し方は陰干しでも天日干しでも、どちらでも大丈夫です。

産卵数は特に変わりませんでしたし、どうせ幼虫は産卵木で飼育しませんからね。

干す時間についてですが、わたしは半日〜1日くらい干しています。
 

ポイント
・産卵木を浸けたら、干そう
・陰干し、天日干し、どちらでもOK!
・半日〜1日は干す(わたしの場合)

産卵木の樹皮を剥く

 
産卵木の樹皮を剥いているようす

産卵木を干し終わったら、樹皮を剥いていきましょう。

樹皮は剥かなくても産卵しますが、隠れ家転倒防止用具として利用できます。

なので剥く方がオススメです。

スプーンなどで丁寧に剥いてください。

樹皮は半分残す人もいれば、全部剥く人もいます。ここは好みで剥いても大丈夫です。

残そうが剥こうが、産卵に影響はありませんので(笑)

産卵木の樹皮を剥くと…

樹皮を全て剥き終わると、オレンジ色をした部分がでてきます。

オレンジ色も剥き剥きしちゃいましょう!

こちらは特に利用する場面はないので、処分してOKです。

樹皮を剥き終わった産卵木

オレンジ色の部分も剥き終わった産卵木です。

クリーム色の部分は産卵木の本体なので、剥かないようにしましょう。

産卵木の処理は、以上で終了です。

ポイント
・樹皮は剥くと再利用ができる
・ただ、絶対に剥く必要はない
・オレンジは剥く。クリームは剥かない

マットも水で加水しよう

 
マットに加水しているようす

産卵木の準備ができたら、今度はマットの加水も行います。

ポイントは「マットをギュッと握って固まる」くらい。

マットをギュッと握って固まるくらい

これくらい加水すれば問題ありません。

もしギュッと握って水が染み出してきたら、加水しすぎです。

加水をしすぎてしまったら、マットを足すか、天日干しをして再度やり直してください。

産卵セットを組んだことがない人からしたら、始めは難しいかもしれません。

わたしもよくミスってました(笑)

ですが、コツさえ掴めば簡単なので、ぜひトライしてみてください。

たーやま

少しだけ加水したらよい場合もあるので、まずマット開封して握ってみてください。

あとマットを開封したら、牧場のニオイがすることがあります。

これはマットが発酵しているので、ガス抜きを行ってください。

コンテナケースなどにマットを広げて、大きめの洗濯袋などで覆いましょう。

そのままにするとハエが入ってしまうことがあります。

信じられへんくらい臭いですけど、2 〜 3日もすれば森のニオイに変わります。

たーやま

ガス抜きが必要なマットが多いですが、DVマットはほぼ必要ありません。
 
手間が省けるのもあって、DVマットを推しています(笑)
ポイント
・ギュッと握って固まるくらいが目安
・加水しすぎたら、マットを足すか干す
・ほとんど加水しなくて良い場合もある
・強烈なニオイがしたらガス抜きをしよう

産卵セットを組んでいく

 
産卵セットの完成イメージ

産卵木、マットの準備が整ったところで、いよいよ産卵セットを組んでいきます。

まずはマットをケースに移していきましょう。ある程度マットを移したら、固めていきます。

マットを押して固める

手で固めてもいいですが、「ハンドプレス」があれば固めていきやすいですよ。

マットを固めていくときは、ケースが割れないようにいらない本を下に敷きます。

もう、ケース破壊する勢いで固めていってください。

※ 本当に破壊はしないでくださいね。笑

ケースをひっくり返しても、マットがひっくり返らなければ合格です。

今回のセットでは産卵木を埋めるので、ケースに対して2割くらいの分量を固めていきます。

産卵木を埋めていく

続いて産卵木を埋めます。手順は簡単。

固めたマットの上に産卵木を置き、マットで埋めるだけです。

産卵木の1〜2割を残すくらいにして、あとは埋めちゃいましょう。

産卵木を埋めるときに、マットを固めることを忘れずに。

ケースの7割りほど固詰めしたら、あと1割をふんわりのせて完了です。

産卵セットを完成させたイメージ

産卵セットが完成しました。

樹皮とゼリーをいれ、交尾済みのメスをいれたらおしまいです。

ポイント
・2割ほどガッチガチに固める
・産卵木をマットにのせて埋めていく
・ケースの7割を固詰、1割をふんわり
・樹皮・ゼリー・交尾済みのメスを入れる

ヒラタクワガタの繁殖はこれだけでOK!

 
人工的に育てられたヒラタクワガタ

ヒラタクワガタの産卵セットを、実例を交えてご紹介しました。

今回の記事をざっくりまとめると…

ポイント
・飼育ケースはコバエシャッター!
・マットにも産卵木にも産卵する
・天然と人工でやり方が微妙に違う
・交尾させるときは、メス殺しに注意!
・マットは7割固詰め1割ふんわりでOK

という感じです。

日本のヒラタクワガタで実践していますが、実は外国産のヒラタクワガタにも応用できます。

また、ヒラタクワガタだけでなく、ノコギリクワガタホソアカクワガタなどのにも使える方法です。

ぜひ覚えておいてくださいね。

たーやま

ホソアカクワガタって何?って思ったそこのあなた!
 
いずれご紹介するので楽しみにしておいてください。

この記事をみて、あなたが少しでもワクワクしていただけたら嬉しく思います。

ということで、最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!

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