【初心者必読!】ヒラタクワガタの飼育方法を飼育歴20年が詳しく解説!

ヒラタクワガタって超カッコよくないですか?

どうもどうもこんにちは!

まじめにテキトーなたーやまです。

今回は

ヒラタクワガタ

についてご紹介します。

実はわたし、保育園時代のころから昆虫がめっちゃ好きです!

中でもクワガタムシやカブトムシは、今でも飼育するくらいほど。

飼育歴はざっと20年です。あんなクワガタこんなクワガタ、たくさん飼育してきました。今でも現役です。

ヤバない?笑

ざっと3ケタはいます。

今回の記事は、クワガタムシを飼育してみたいけど

飼育方法がわからない…

子どもがクワガタムシにハマっちゃって…

といった方に向けて記事を作成しました。

もうね、クワガタやカブト関連のことは豪華客船に乗ったつもりでいてください。

ただし書きだしたら本当に止まらないので、今回はヒラタクワガタについての記事ということで投稿します。

また注意点ですが、幼虫飼育の章などで、他のクワガタムシの画像を代用していますが、ご了承ください。


何のクワガタムシかは、注釈をつけてますので心配しなくても大丈夫です。

それでは、いってみよ〜!!

ヒラタクワガタの生態

この章では、ヒラタクワガタの生息地、発生時期、寿命など、基本的なことを初心者の方でもわかるように説明します。

ヒラタクワガタの生息地

まずヒラタクワガタは、基本的にどこにでも生息しています。山の中や川原、場所によっては公園にもいるほどポピュラーなクワガタムシです。

ヒラタクワガタの発生時期

自然界におけるヒラタクワガタは、おおよそ6月に入ったあたりから活動し始めます。

6月ごろから、9月くらいまでは採集可能。個人的には、6〜7月辺りが1番採集できる感じがしますね。


2019/6/13 京都府某所にて採集

8月頃になると、カブトムシが餌場を荒らしにくるので、他のクワガタたちの入る隙が少ないんですよ…


2018/7/28 京都府某所にて撮影

8月でも採集はできますが、カブトムシがいない6月や、カブトムシが出現し始めくらいの7月あたりに採るほうが良いです。

ヒラタクワガタの寿命

自然界では、冬に越冬して翌年にまた活動する個体がいます。成虫は1〜2年は生きるとみていいでしょう。

人口的に繁殖させた個体なら、きちんと管理をしておけば1年は確実に生きます。2年生きる個体もいて、長く飼育を楽しめるクワガタムシです。幼虫の期間も合わせると、1年半〜3年は生きます。

ヒラタクワガタの飼育方法

実際にヒラタクワガタを採集・購入した後の管理の方法についてをご紹介します。この章を読むだけでも管理方法がわかるので、初心者の方には特におすすめです。

成虫の飼育

子どもを採りたいか採りたくないかで管理方法がちょこっとだけ変わるので、産卵をさせたい方とそうでない方向けに、それぞれご紹介いたします。

産卵させたい場合

こいつは何回見出しを
階層化させるんや。

と思うかもしれませんが、ヒラタクワガタを産卵させる前に確認することや、産卵に必要なものをご紹介します。

・産卵させる前に

産卵させる前に、もしヒラタクワガタのメスを天然で採集してきたなら、まずは産卵ができるような環境づくりをしてあげましょう。

というのも、天然物は交尾をしている確率がめちゃめちゃ高いからです。
飼育中のヒラタクワガタのメス(WF1)
2018/10/8 撮影

わたしの場合は、メスを捕まえて産卵させれるようにしたら、ほとんど産んでくれてます。交尾させる前に、1度たまごを産んでくれるように環境を整えてあげましょう。

環境を整えても産まなかったら、オスと交尾させるようにしてください。

産卵に必要なもの

クワガタムシを産卵させる前に、いくつか必要なものがあります。

中には

  • 「たまごを産んでくれる環境ってなに?」
  • 「クワガタにそんなん必要なん?」
  • 「適当にして産まへんの?」

ということを考える方もおられるでしょう。

これについては

わい

たまたま採れることがあるかもやけど、確実に採りたいならちゃんとした方がええで。

と回答しておきますね。

あと、カブトムシ・クワガタ界隈では、たまごを産んでくれるような環境にすること「産卵セットを組む」とか、「セットを組む」といいます。

セットを組むのに必要なものは、以下のものです。

  • 飼育ケース
  • ゼリー
  • マット(=土のことです)
  • (産卵木)

意外と必要なものって
少ないでしょ?

( )で書いている産卵木ですが、ヒラタクワガタは別に産卵木がなくても産卵させることはできます。

じゃあマットだけあれば
ええんちゃうん?

ってことになりますが、産卵木を入れておくメリットもあるので、( )で記載しました。

ちなみに、産卵木はこんなやつです。

ですが、あまりここで知識を詰め込みすぎるのも、頭がこんがらがっちゃいますよね…

なのでとりあえず、「ヒラタクワガタは、マットだけでも産卵木でも産ませることはできる」ということだけ覚えておいてください。

セットの組み方については、いずれ記事を書きますので、楽しみにしてくださいね。

  • ヒラタクワガタは、マットでも産卵木でも産卵できる!

産卵させない場合

ヒラタクワガタを入手した後の管理方法ですが、ヒラタクワガタはめちゃめちゃ強いクワガタムシなので、温度に関していえばそう苦労することはありません。

15℃〜28℃くらいの幅で管理をすれば大丈夫です。

というか日本のクワガタムシなので、割と放置プレイでも何とかなります(笑)

エサのタイミングも、ゼリーがなくなってから2〜4日の幅で交換くらいのタイミングで大丈夫ですよ。

なくなってすぐに交換する必要はありません。

基本的にはこんな感じで大丈夫です

が!!!

オスとメスをずっと一緒に管理しないでください!!

メスが殺されます。

ヒラタクワガタはめっちゃ凶暴です。

凶暴な上に、挟む力がめちゃ強いので、打ちどころが悪ければメスは一瞬にして首を切られます。

も〜私もね、なんども経験ありますよ。

あのときの

わい

う〜わ…やりやがった…

っていう消失感。

あのときの

わい

最悪や…もっと早くに分けておけばよかった…

という後悔。

極力みなさんには
味わってほしくない!!

ということで、ヒラタクワガタを管理するときは、マジでオスとメスを別居させてくださいね!!

  • 管理するときは、オスとメスを別々に!

幼虫の飼育

産卵セットを組んで採れた幼虫や、採集して採れた幼虫の飼育ですが、基本的に放置プレイで大丈夫です。

ヒラタクワガタの幼虫は、以下の3つのエサで育てることができます。

  • マット(=土)飼育
  • 産卵木での飼育
  • 菌糸ビン飼育

この中でも、ヒラタクワガタの幼虫が大きくなりやすいのは、菌糸ビン


2019/11/24 撮影 

こちらが菌糸ビンです。菌糸ビン飼育のロールモデルはこんな感じです。

  1. 幼虫を菌糸ビンに入れて
  2. 2〜3ヵ月放置して入れ替え
  3. さらに2〜3ヵ月放置して入れ替え
  4. 以下くりかえし
  5. 蛹になる
  6. 成虫になる!!

ただし、個体差や飼育の温度によって入れ替えの期間や回数が変わるので、目安として考えてください。

あと、たまごから産まれた幼虫をいきなり菌糸ビンには入れないほうがいいです。

下手したら死にます。

菌糸ビンに入れない方がいい理由はこんな感じです。

  • 幼虫がエサを消化できず、拒食症になる。
  • 菌糸の成長に負けてしまう。

なので、産まれたての幼虫は、1〜2週間ほどマットに入れて管理をしてください。

幼虫がマットを食べて、少しだけ大きくなってから菌糸ビンに放り込みましょう。


孵化したての幼虫(マンディブラリスフタマタ)
2019/4/25 撮影

菌糸ビンに入れて、メスは2回目の交換、下手したら1発目に入れた容器で成虫になることがあります。

オスは、大体1〜2回の入れ替えで成虫になります。

入れ替えのタイミングなどもありますが…ひとまず今回は「幼虫は入れ替え以外は放置プレイ」ということを覚えていただけたら大丈夫です。

気になる方は、後ほど菌糸ビンを入れ替える記事を執筆しますので、そのときに読んでみてください。

  • 幼虫飼育は放置プレイ!

蛹室を作りだす期間

幼虫は、エサを食べて大きくなったら

そろそろ蛹になろか〜。

名前

って思い始め、蛹室と呼ばれる、楕円形の部屋を作ります。


まぁそう思ってるかどうかは知らんけど。笑


大きく成長した幼虫(パラワンオオヒラタ)
2018/11/16 撮影

蛹室を作っている幼虫は、観察もできるだけ控えて、触らないようにしてあげてください。

ポイントは、幼虫が黄色くなったら蛹室を作る前ぶれなので、そこを押さえておきましょう。

ちなみに画像の幼虫のような色をしだすと、蛹室を作る日も近いです。

前蛹(ぜんよう)期間

蛹室を完璧に作った幼虫は、丸まっていた身体をタテに伸ばして、しわしわになります。

この期間を前蛹(ぜんよう)といいます。


前蛹の幼虫(パラワンオオヒラタ)
2019/11/23 撮影

しわっしわでしょ(笑)

頭も脚も固定された状態で動きません。

このときの幼虫の気持ちは、多分こんな感じです。

いやホンマ触らんといてや!
蛹なろうとしてんねんから!


まぁこう思ってるのかは
知らんけど。笑

前蛹のときは、幼虫は身体をくねくねします。

前蛹の幼虫は絶対に
触らないでください。

まぁちょこっとならいじっても大丈夫なんですが…

いじるときは、どうしても蛹室を壊さないとダメになったときです。例のごとく今回はご紹介しませんが、そのとき以外は決して触らないようにしてください。

下手に触ると

脱皮に失敗して
死にます。

それくらい神経質になっている期間なので、静かに見守ってあげてください。

前蛹の期間は1ヶ月くらいです。

  • 前蛹は決して触らない!

蛹の期間

前蛹が脱皮したら、いよいよ蛹の期間です。

成虫の姿に似ていますが、オレンジのような色で、弱々しそうな姿をしています。


蛹(パラワンオオヒラタ)
2019/11/24 撮影

蛹も前蛹のときと同じように、くねくねと身体をくねらせて動きます。

蛹はとても神経質なので、基本的に触らないようにしてください。

蛹の期間は、大体1ヶ月です。
蛹の期間が終わりを迎えたとき、いよいよ成虫になります。

ちなみに蛹が

よっしゃボチボチ
成虫になりますわ!

ってなる頃合いがあります。

その画像がこちら。


羽化寸前の蛹(パラワンオオヒラタ)
2019/6/16 撮影

オレンジのような色をしていた蛹が、ちょっとパリッパリになって色づいているのがわかります。

こうなると羽化は間近です!

1〜3日後には、立派な成虫に羽化していることでしょう。

  • 蛹も決して触らない!

羽化したての成虫

羽化をしたての成虫は、上翅(じょうし)がクリーム色をしており、よわっちそうな印象があります。


羽化したての成虫(パラワンオオヒラタ)
2019/6/16 撮影

クワガタってこんな色してんの!

って思った人もいるかと思います。

わたしは今でも

わい

こんな色してるのに黒くなるとか、不思議やなぁ。

としみじみ。

羽化の瞬間なんか、見る機会に遭遇したら、羽化が終わるまでずっと見てますよ。

それだけ
神秘的なんです…



羽化最中の成虫(パプアキンイロ)
2019/6/27 撮影

この頃のクワガタムシは、羽を触ると凹みます。それくらいよわっちぃです。

なので

触らないで
ください。

いずれご紹介しますが「ギラファノコギリクワガタ」というクワガタムシは、この頃に触ると…

死ぬ可能性が
上がります。



羽化直後の成虫(ギラファノコギリ)
2019/6/14 撮影

1ヶ月もほったらかしておいたら、よく見るクワガタの姿っぽくなっているので、待ってあげてください。

羽化してからの成虫

羽化して1ヶ月したら触っても大丈夫ですが

交尾はまだ
できません。

クワガタムシ全般にいえることですが、羽化して1〜2ヶ月ほど、成虫はエサを全く食べずにじっとしている期間があります。

寝てます。

なので、羽化後、1ヶ月したら触れはしますが

極力触って
欲しくはないです。



羽化後1ヶ月以上経過した成虫(ミンダナオオオヒラタ)
2019/11/24 撮影

死んだりすることはあまりないですが、寝てる子を無理やり起こすのと同じことをしています。

例えば自分に置き換えてみてください。

嫌やろ?

お〜い起きろよ〜。

おとん

って無理やりちょっかい出されて起こされるの。

いやこれが好きな人になら起こされてもええかも知れませんよ?

てか実際よかった
ですよわたしは。

わい

なんの話やねん(笑)

でも知らんおっさんとかおかんとか、おとんとかに起こされるって嫌でしょ?

わい

知らんおっさんに起こされたらなかなかホラーやけどな(笑)


飼育中のヒラタクワガタ(WF1)
2019/11/18 撮影

多分クワガタも嫌なんちゃうかなぁと。

待ちきれない気持ちもめっちゃわかるんですよね。

仮に前蛹から触ってなかったら、実に3ヶ月放置ですから…

なのでそこはもう、みなさんの判断に委ねます。

あくまでわたしは

名前

できるだけ触らないでね。

とだけお伝えしておきます。

エサを食べ始めるタイミングですが、ここが結構むずかしい。エサを食べ始めるサインは、あるにはありますが…

  • こげ茶色みたいなおしっこをする。
  • 動き出してケースをうろうろしている。
  • ひっつく力がめっちゃ強くなっている。

成虫がこんな感じになっていたら、ゼリーを入れてみてください。最終的にはゼリーを入れてみて、成虫が食べるかどうかが判断するポイントです。

ヒラタクワガタなら、ゼリーを食べ始めてから2ヶ月もすると、交尾できるようになります(おそらく1ヶ月でも大丈夫と思いますが念のため)。


食事中に交尾しようとするヒラタクワガタ
2019/11/22 撮影

先ほどお伝えしましたが、成虫は、ちゃんと管理したら1年は生きます。

なので、交尾自体はそんなに焦らなくても大丈夫です。

ちなみに、成虫が交尾ができるようになる状態のことを、カブトムシ・クワガタムシ界隈では「成熟した」といいます。

成熟したら、交尾させるなり、観賞するなりして楽しんでください。

  • 羽化後1ヶ月でも触らない方がいい。
  • 成熟したら、交尾ができる!

以上、長きに渡りましたが、成虫や幼虫の管理方法についてご紹介いたしました。

ヒラタクワガタの魅力

どのクワガタムシもわたしは大好きです。

ですが、今回はヒラタクワガタをご紹介する記事ですので、わたしの独断と偏見で、わたしからみたヒラタクワガタの魅力をお伝えいたします。

簡単・丈夫・長生き!

まずこれなんですよね〜

  • 飼育が超簡単
  • 成虫も幼虫もめっちゃ丈夫
  • 寿命が長いから長く楽しめる

メスを殺す恐れもありますが、基本的には簡単。

前の章などでお伝えしましたが、成虫の管理だけならエサ替えと、たまに飼育ケースを洗うくらいで大丈夫です。

しかも温度が高いとか低いとか、そんなことでそうそう死ぬような、ヤワなクワガタムシではありません。

ミヤマクワガタなら温度で死ぬことがあるんですよ…


2019/8/5 京都府某所にて採集

ですが、ヒラタクワガタはそんなことはありません。めっちゃ強いです。


ヒラタクワガタのオス
2019/10/8 撮影

また、ミヤマクワガタやノコギリクワガタは、比較的寿命が短く、天然物なら冬になると死んでしまうことが多いです。

ヒラタクワガタ寿命が長いので、長く飼育を楽しめます。

程よくカッコいい!

程よくカッコいいというのは、ヒラタクワガタはデカくなっても8cmくらいです。

つまり

飼育ケースの幅を
とりません。

外国産の「パラワンオオヒラタ」「スマトラオオヒラタ」は、迫力満点でめっちゃカッコいいのですが


パラワンオオヒラタ(WF1

2019/10/8 撮影


スマトラオオヒラタ(WF1)
2019/10/8 撮影

デカすぎるんです…

デカいということは、成虫・幼虫に限らず、飼育ケースの幅をとります。

幼虫もデカイので、マットや菌糸ビンも大量に必要です。ということは、費用がかかります。

その点ヒラタクワガタは、スマトラやパラワンなどの「オオヒラタ」に比べたらそこまで大きくはならないし、費用もかかりません。

なので、程よくカッコいいヒラタクワガタはおすすめです!

いうてもヒラタもデカなったらカッコええけどな。


ヒラタクワガタのオス(WF1)
2019/10/8 撮影


ヒラタクワガタのメス(WF1)
2019/10/8 撮影

大人気のヒラタクワガタ

ということで、長々とヒラタクワガタについてご紹介いたしました。

  • めっちゃ詳しいね!
  • クワガタも奥が深いんだ!
  • だてに長いこと飼育してないな

とか思っていただけたら嬉しいです(笑)

ちょっと飼育してみようかな

って人がいたら、ぜひお声かけください!

一緒にクワガタライフを、楽しみましょう♪

長く書かせていただきましたが、全然お伝えできていないことばっかりです。

またヒラタクワガタについての記事を書くことがありますので、ぜひともチェックしてください!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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