たーやま
旅するウサギ、たーやまです。
今回は、「ウォレスノコギリクワガタ」の幼虫飼育ついてご紹介します。
この記事では
といった疑問がわかるようになります。
なぜ記事にしたのかというと、ウォレスノコギリクワガタってかなりコアな種類なんですよ。
だって聞いたことないですよね?
わたしの周りにいる人では、兄くらいしか知りませんでした。
多くの人が知らないせいか、飼育情報もかなり少ないです。
なので、実際に飼育している様子がわかるように、記事にしました。
ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
それでは、いってみましょう!
Contents
ウォレスノコギリクワガタってどんなクワガタムシ?
ウォレスノコギリクワガタは、一般的にあまり知られていないクワガタムシです。
この章で、ウォレスノコギリクワガタについてざっくりとご紹介いたします。
ウォレスノコギリクワガタの特徴
至極色のボディに羽の端がクリーム色という、特徴的な見た目をしているウォレスノコギリクワガタ。
オスは37mm 〜 78.3mm、メスは29mm 〜 40mmほどの大きさがあります。
体長が大きくなるにつれ、ガッチリする個体が多いです。
また大アゴをみると、ヒラタクワガタに少し似ていると思いませんか?
大アゴがヒラタクワガタに似ているだけではありません。
性格もヒラタクワガタに似て凶暴です。
オスとメスを一緒に入れておくと、メスが殺される可能性があるので注意してください。
・体格も性格もヒラタクワガタ譲り
・メスが殺されてしまうこともある…
ウォレスノコギリクワガタの飼育方法
ウォレスノコギリクワガタの飼育は、日本のノコギリクワガタと似ていて簡単。
卵もたくさんとれるし、幼虫も育ちやすいです。
ただ凶暴なので、メス殺しだけは注意してください。
ウォレスノコギリクワガタを産卵させる場合、マットだけでも産みますし、産卵木を使用しても産んでくれます。
産卵木を使うときは、柔らかい木を使用してあげましょう。
また、ウォレスノコギリクワガタの幼虫を育てるときは、マットでも菌糸ビンでもOK!
ヒラタクワガタに似ているせいか、特に菌糸ビンとの相性が非常に良いです。
20 〜 25℃ 前後で成長させると大きく育ちやすくなります。
卵が孵化してから、大体1年前後で成虫になるので、愛情をもって育ててあげましょう。
・マットのみでも産卵木を使用してもOK
・幼虫は菌糸ビンでの飼育が特にオススメ
たーやま
ウォレスノコギリクワガタの幼虫飼育
ウォレスノコギリクワガタについてざっくりわかったところで、今回育てる幼虫のお披露目タイムといきましょう。
今回登場する6匹の幼虫たち
画像は、わたしが実際に飼育しているウォレスノコギリクワガタの幼虫たちです。
この子たち全てを成虫にしたいと願っています。
あわよくばサイズも狙えるといいですね。オスは75mm、メスは37mmを目標にします。
せっかく6匹をブログでご紹介しているわけです。名前をつけてあげましょう。
たーやま
たーやま
たーやま
平八郎にしよ。
あっという間に3匹の名前が決まりました。
どんどんいきましょう。
たーやま
よし、実篤でいいや。
たーやま
なんかイカツイし強そうやから、巴御前で。
たーやま
デカイし元気やから、吉宗な。
めっちゃ雑ですが、何とか6匹全ての名前をつけることができました。
ちなみに幼虫のときからオスかメスかはわかりますが、現状まだ小さすぎるので判別してもアテになりません。
なので、ガチで適当です(笑)
次のエサ交換のときには判別できるかと思います。気長に待っておきましょう。
さて、この6匹を育てるわけですが、菌糸組とマット組で3匹ずつ分けて飼育しようと思います。
ウォレスノコギリクワガタは、菌糸ビンがよく合うことは説明しました。
しかし今回使用するマットは特上品のマット。
10ℓで税込み1,650円もする代物です。
こりゃあ〜マット組の方が大きく育つかも知れませんよ?(笑)
ということで、菌糸ビンとマットでうまくオスとメスがわかれることを願って、投入します。
・菌糸組・マット組を3匹ずつ分けた
ウォレスノコギリクワガタを菌糸カップへ!
菌糸組はお市、政子、平八郎の3匹としました。
オスかメスかもわからないので、適当に選んでいます。
ところで菌糸に入れるときの注意として、孵化したての幼虫をそのまま入れない方がいいです。
菌糸に負けて、死にます。
まずはマットに入れて、ある程度の大きさに育った時点で交換してあげましょう。
菌糸瓶に入れたら、しばらく放置プレイでOK。勝手に育ちます。
むしろ下手にいじる方がストレスになるので、入れ替え以外は極力放置しておきましょう。
・入れ替えたら、あとは放置プレイ
ウォレスノコギリクワガタをマットへ!
マット組の3匹はこちら。
マットの場合は、菌糸ビンみたいに幼虫が死ぬことはかなり少ないですが、加水に注意してください。
加水しすぎたマットを使用すると、腐敗して使えなくなります。
加水の目安は、マットをギュッと握って固まるくらいです。水が滲み出てしまうとやりすぎなので、やり直してください。
感覚としてはこれくらいです。最初はちょっとむずかしいかも…。
もし加水しすぎた場合は、マットを広げて乾燥させると再度使用できます。
少々面倒ですが、幼虫の飼育だけでなく成虫にも使う技なので、頑張ってコツを掴んでください。
他にもマット飼育では、菌糸ビンと違って幼虫の食べカスが見えにくいです。
なので、2 ~ 3ヶ月を目安にマットを交換してあげてください。
こちらも、菌糸組の交換時期まで放置しておけば問題ないでしょう。
・ただ、加水に気を配る必要がある
・2 ~ 3ヶ月を目安に交換するとよい
ウォレスノコギリクワガタの成長に期待!
ウォレスノコギリクワガタの幼虫飼育についての記事でした。
今回の記事をまとめると、こんな感じです。
・メス殺しに気をつけたら飼育は簡単
・今回の6匹は菌糸組とマット組で分けた
ウォレスノコギリクワガタは、クワガタムシが好きな人であれば知っているかもですが、一般的にはあまり知られていません。
しかし、ノコギリクワガタに見えない風貌に魅了される人がいるのも事実。
わたしも、ヒラタクワガタのような姿・性格には今も魅了されています。
もし気になったら、一度飼育してみてはいかがでしょうか?
もう、ホンマに超かっこいいんですよ。
この記事で、少しでもあなたをワクワクさせることができたら嬉しく思います。
記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました!